A7.協議会ができたのち、話し合って具体的に考えていきます。
たとえばですが、各地でおこなっている例をいくつかあげると次のような事例があります。(あくまで参考例です)
・地区で一つのスローガンを掲げる(例えば「あいさつをしよう!」)
・ホームページを開設して協議会の活動を紹介し、地区以外の人に知ってもらい参加してもらう
・高齢者や子育て中の母親が気軽に立ち寄れるおしゃべりサロンをつくる
・お揃いの「○○○協議会」というロゴ入りジャンパーをつくって防犯や環境の活動をする
・ボランティアお助け隊をつくって、買い物支援、ゴミだし支援などをおこなう
・地域一帯のお祭りを開催する。3世代がふれ合う地区フェスティバルを開催し、住民同士が交流をはかる
・地区独自の防災マニュアルをつくって災害にそなえる etc |
A5.新所沢東地区では、先日地域団体の代表者らで意見交換したところ、「協議会をつくって何をするのか」をはっきりさせて進めるべきだという意見でまとまりました。
そこで、まず各団体から準備委員を選出してもらい準備会を発足します。
その準備会で協議会の目的をはっきりとさせ、そのうえでどのような組織・活動にしていくか考えていきます。
A4.協議会は住民が主体になって協力し合い「住みやすい、安心で安全に暮らせる町にしよう」というのが趣旨です。主体的に動き、協力し合うことで、負担感はそれほど感じなくなると思います。
また、活動も小さなことでよいから、できることから始めて行きましょう。
A2.現在、環境・防犯(街灯)・防災などは町会(自治会)が中心となっておこない、高齢者は主として民生委員、子育ては保育園や母子愛育班、青少年育成は学校・PTA・育成会がみるというように、別々に活動しています。
もちろん、多少重なる部分や協力し合う部分もありますが、横の連携は薄く、それぞれで活動している状況があります。 しかしながら、これからますます少子 高齢化が進むなかで、たとえば高齢者は単身世帯が増え、高齢者の孤立化が進むと、孤独死や認知症による徘徊などが地域の課題となってきます。
一方で住民同士のつながりが希薄化するなかで、それぞれの団体ごとの活動だけではそうした地域課題を解決できなくなることが予想されます。
そこで、地域の支え合い(地域力)をより強いものとするために「まちづくり協議会」をつくる必要があるわけです。
データから見る地域課題(新所沢東地区)
★つながりの希薄化 自治会加入率の低下 年々減少傾向
平成16年:71.4% → 平成26年:67.4%
★単身高齢者の推移(所沢市)10年で2倍!
平成15年:4,529人 → 平成25年:9,916人
(新所沢東地区 504人) |
A.新所沢東地区をもっと住みやすく、安心・安全な町にしようという目的で、地域で活動している団体が連携して(つながり合い)、情報を共有しながら、地域の課題を一緒になって解決していくための組織です